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今、注目の「人的資本経営」とは?

最近、注目されている「人的資本経営」とは、
従業員を企業の重要な資産とみなし、
その資産を最大限に活用することを目的とした経営手法です。

持続可能な経営をするには、人的資本の活用が不可欠なことから注目されています。

【人的資本経営の実践3ステップ】
①人的資本経営の方針の決定
人的資本経営を実践するには、人事戦略を経営戦略に連動させなければいけません。
そのためには、企業理念やパーパスを軸に、組織文化を加味しながらその方針を決める必要があります。

例えば、組織の多様性による社会貢献を企業理念としているので、人的資本経営の方針を「グローバル化の推進」とする、といった具合です。

②目標と現実のギャップの把握
具体的な方針が決まったら、目指すべきビジネスモデルと現在のビジネスモデルのギャップを把握します。
そのために、将来あるべきビジネスモデルから現在の状態に向かってプロセスを逆算し、現時点で必要とされる人材像を描きます。

例えば、グローバル化を推進するのであれば、ジェンダー平等や障害者を含めた多様な個人が活躍できる人材ポートフォリオを構築していくことになります。
DXを推進するのであれば、デジタルスキルを備えた人材を採用・育成し、人材の確保にまで配慮する必要があります。

③KPIの設定
目指すべきビジネスモデルを明確にしたら、それを実現するための定量的な目標(KPI)を設定します。

例えば、DXをアジェンダとして設定した企業であるなら、データサイエンティストやビジネスアナリストなどのDX人材を何人採用・育成し、離職率をどれくらいに抑えるのか、教育訓練投資額や部門間の移動率、管理職の女性比率の数値をどのくらいにするのか、具体的にKPIとして設定し、運用・管理していく必要があります。

設定したKPIが達成できているのか都度確認し、進捗によっては修正するなどして一歩ずつ着実に進めましょう。

詳しくは、マッチアップ公式Instagramをご覧ください。