チームビルディングとは
多様な人材が持つそれぞれの強みを活かして、人それぞれの弱みをカバーし、
組織として助け合い、成果を残しながら成長していく組織になっていくこと。
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ワンマン(個人)へ依存
人材待望論
優秀な人材を採用すれば解決する。
良い人材=会社のレベルとミスマッチもよくあること。
「スタープレーヤー」の存在。会社のリスク増大
個人プレイヤーに能力がつきすぎるとそのスタッフのマーケット価値が向上。
ヘッドハンティングや転職に向けた雇用条件も良くなり、独立・転職を目的とした離職リスクが増えます -
チームの形成
これから必要とされる理想のモデル
チームとして実力を発揮、成果を残す。
結果、スタッフは社内に活躍できる居場所ができる!
会社にとっても離職リスクは減り、業績アップのチャンス!会社の生産性アップ
成果を発揮できるのも「チーム」があってこそ。
『集合知』を形成することで会社への貢献ができるモチベーションが生まれます。
このことにより離職リスクは減ります。さらに「チーム」で関係ができ、互いの尊重が生まれるグッドサイクルにつながり、生産性がアップします。
生産性アップは「関係の質」の向上からはじめよう
・MIT ダニエル・キム教授 「組織の成功循環モデル」

グッドサイクル
- ① お互いに尊重し、一緒に考える
- ② 気づきがある、面白い
- ③ 自分で考え、自発的に行動する
- ④ 成果が得られる
- ⑤ 信頼関係が高まる
バッドサイクル
- ① 成果が上がらない
- ② 対立、押し付け、命令する
- ③ 面白くない、受け身で聞くだけ
- ④ 受動的、消極的に行動する
- ⑤ 関係が悪化する
チームビルディングができると…

目に見える問題・商品力が無い
・価格が高い
わかりやすい問題
対外的な問題
目に見えない問題複雑でわかりにくい問題
チーム形成前
目に見える問題だけを扱うと、目先の売上や利益は出てくるが、同じような問題が次から次へと出てくる。
対処療法のため同じやり取りを繰り返す
チーム形成 初期
多様な人材が機能するチームビルディング力を備えると、組織は目に見えない課題に取り組む力を手に入れ、見えている問題を解決しながら、根本的な課題を解決することができるようになり、大きな成果を手に入れる。
チーム形成 後期
チームビルディングが浸透した組織になると、常に根本的な解決にチャレンジし、成功を収めることができ、それが習慣化し、やがて組織風土へと定着していく。
イノベーティブな組織への変革
氷山の下にある問題
問題は大きく分けて2種類ある
煩雑な問題
→ジグソーパズル型の問題
「種類の多さ」
多岐にわたる様々な種類があることによる複雑性。<例>顧客ニーズ、商品、不良、苦情等にどのような種類や組み合わせがあるか。

複雑な問題
→ルービックキューブ型の問題
「ダイナミック(動的)な複雑さ」
原因と結果が時間的、空間的に離れていることによって生じる複雑性。<例>企業トップが朝令暮改 /人材育成・新システム(新制度)の導入
「社会的な複雑さ」
価格観・信念・利害相反していることによって生じる複雑性。<例>積極的な投資と経費削減・正社員と契約社員の仕事観の違い

「出現する複雑性」
高い確率で起こる予測不可能な変化によって生じる複雑性。例:急速な社員数の増加。異業種からの参入(過去の経験が適用しない)
強いチーム(イノベーティブな組織)ならこのような問題を解決できる
なぜチームビルディング?
「大企業ほどチームです」
企業規模が大きくなるほど、業務は「チーム」で遂行されます。
もちろん事業規模やスタッフ数もありますが、最大の目的は、「集団での成果」です。
大企業は実践しているわけです。
この実践によりその企業で活躍するための場が提供され、スタッフはその会社で頑張る環境が形成されます。
中小企業になればなるほど、スタープレーヤー(個人)に依存します。
依存しているということは、そのスタープレーヤーの能力が高ければ高いほど、会社にはリスクが付きまといます。
会社のリスク回避のためにも「チームビルディング」を実践しましょう!
導入するには?
まずは、6ヶ月(全12回)の研修プログラムを実施します。
企業様が優先したいことをヒアリングし、研修プログラムをアレンジします。
ヒアリング →導入プログラム決定 →実施 → 振り返り
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