事例紹介・ニュース

解決事例

社員から労働条件、特に就業時間や休日に関する問い合わせや不満
2015.05.19
  • 業種/小売業
  • 従業員数/約100名
  • 年商/約20億円
具体的な相談内容
福岡県内に4店舗までは何の問題もありませんでした。好業績の波に乗り他県に出店を始め、関東、関西にも進出、店舗数が二桁に乗ると様々な問題が出てきました。社員から労働条件、特に就業時間や休日に関する問い合わせや不満が多くなりました。福岡ではなかったことです。出店ラッシュで多忙を極め、細かい配慮や店長の育成が間に合わなかったことは確かです。気がつけば退職率が40%を超え、引き継ぎによるダブりで人件費は急上昇しました。モラール低下からか不祥事も相次ぎ困っています。
提案内容(サービス)
賃金診断、組織風土診断を行い、その結果により賃金の再設定と就業規則を初めとする職場のルールの見直しを提案しました。
具体的活動
賃金診断の結果、賃金は他社に比しても高く十分な水準でしたが、残業や休日出勤に対する配慮に欠け配分に問題があることが分かりました。

また、組織風土診断でも、長時間勤務、職場のルールの不明朗さや運用のばらつきが不満の種になっていることが分かりました。これらの結果は、事前ヒアリングでほぼ想定された内容でした。

賃金体系を固定残業手当から実績による通常の支払い方法に変更し、業務により時間外単価を変更することで納得感と効率性を両立させました。残業手当を申請による店長決裁とし各店舗の予算管理を徹底しました。

就業規則を最新法令に準拠したものに改定し、併せて実際の取扱いをマニュアル化し、判断に困ると思われる事例をA4見開きにまとめました。

各店舗で説明会を実施、運用のばらつきがないよう配慮しました。

コンサルティング成果
残業代に関するリスクが低下し、多忙なときに十分な配分がなされるので賃金面での不満が解消されました。店舗毎にバラバラだった対応も統一されましたので社員の感じていた不公平感も解消されました。結果として、退職率は20%を切り半減しました。
今後の課題
今回の対策は、いわゆる衛生要因(不満の解消)に重きを置いたものですので、動機づけ要因に働きかけ積極的にやる気を喚起する施策の導入が望まれます。また、物販からサービス提供へのビジネスモデルの変化も予想されますので。経営理念やビジョンに応じて組織や人材要件を見直し、将来の会社の方向を示すことも重要です。
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