

厚生年金基金連合会の調べによりますと、全国の基金の平均運用利回り2000年度に初めてマイナスを記録し、2001年度マイナス4.16%、2002年度もマイナス12.46%となっています。また、企業年金部分も含めた資産全体で積み立て不足に陥っている基金は、2001年度末で実に94%を占め、不足額は6兆5200億円に上っています。
そのため、確定拠出年金制度(日本版401k)に移行する企業や代行返上を希望する基金が多く、新規徴収分の代行返上は2003年9月までに全体の約4割にあたる645基金が認可されました。すでに積み立てられている分の代行返上も10月1日現在で30基金に認められています。
この他にも代表的な企業年金制度として、税制適格退職年金がありますが、同様に積み立て不足に苦しんでいます。また、この制度は廃止が決まっており、2012年度中に別の制度へ乗り換える必要があります。

退職金は既得権の塊です。一日先送りにすれば、それだけ既得権は増大し強固になります。改革へ向け、早急な着手が望まれます。
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